ほとんど初めての経験。
その絵画を観るために、夫婦で出かけてきました。
こんなに高尚な(感じのする)行動は、普段にはありませんの。
普段は
土日をジャージで過ごし、撮りためたドラマを観て日が暮れるだけなので
『どごが~い”ぎだ~い”』と、ゴネまくってようやく実現。
先週末は、どこに行ったらいいものかと悩んでいた旦那、
『めざましテレビでやっていたよ~』という、単純な理由で
お出かけ先を決定したのでした。
混むかも、、、東京マラソンの日には都心に向かってお出かけしたくない、、、
私の本音。
ゴネた本人としては、旦那の案を採用することに。

あ~だこ~だ言っても、お出かけは楽しいものです。
コンデジ持って出かけましたよ。
いきなりこういうのも撮っちゃうから、どんどん置いて行かれる。

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江戸東京博物館での『レオナルド・ダ・ヴィンチ−−天才の挑戦

トリップアドバイザー『江戸東京博物館』の口コミは?

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案の定、混んでいました。
入場券を買うのに10分、レオナルド・ダ・ヴィンチ『糸巻きの聖母』【Wikipedia】を観るまでに60分。

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ええ、覚悟は出来ています。

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展示室の中の構成は、
『鳥の飛翔に関する手法』という直筆ノートの公開
『その時代のレオナルド派といわれる画家たちの作品』(勝手に命名)
そして、日本初公開の『糸巻きの聖母』

『糸巻きの聖母』を観るためには、展示室内で改めて並ぶ必要があります。
コレだけを鑑賞したい人は、一目散に列に並んだらいいのかもしれませんが、
(糸巻き~以外の展示には順路がないので)
順番どおりに進むと(私たち夫婦でも)、レオナルド・ダ・ヴィンチのことや
その時代の絵画の事について学べました。
そして、糸巻き~への期待もますます高まります。

『鳥の飛翔に関する手法』のパートでは、
レオナルド・ダ・ヴィンチの考察の深さを知り、
この人の頭の中は宇宙だ~と感心しきり。
人体の骨の研究・馬とネコ科の動物の研究、
竿を落とした時の動きを記した意味のない研究とか(正しい名称は忘れてしまいました)
そこから繋がるのかどうか~
『最後の晩餐』の写真も展示されていて、
裏切者だとされるユダが(報酬として手に入れた)銀貨の袋をつかむ手、
その手の部分だけでも感情を表現すべくデッサンが残されていました。

Leonardo_da_Vinci_(1452-1519)_-_The_Last_Supper_(1495-1498)
最後の晩餐Wikipediaの画像】

『その時代のレオナルド派といわれる画家たちの作品』(勝手に命名)は
美しいです。神々しいというのか。
作者は○○地方に住んでいて○○と呼ばれていたらしいとか書かれているものも多かったです。
無名だけど、素晴らしい画家さんがたくさんいたんですね。

『糸巻きの聖母』の列に並ぶ前に、ちょっと予習。
聖母の表情・手の動き・赤ちゃんの視線や身体のねじり具合など
一つ一つのデッサンや手法に意味があるということを知りました。

糸巻き~の列に並び、段々近づいて行く。
そして、目の前で観れたのは10秒程度。
500年以上の時を経た絵画、とにかく有難かったです。
(個人的には、額縁に感動しました)

Leonardo_da_Vinci,_Madonna_of_the_Yarnwinder,_Buccleuch_version
糸巻きの聖母Wikipediaの画像】
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