ちひろ美術館に行ってきました。
『おかえり~♪』と言ってもらった気分がする、アットホームなちひろ美術館・東京です。
前回お邪魔したのは夏でした。
過去記事はこちら>>>『ちひろ美術館で非戦70年を考える』
今回は、『ちひろのムーブマン』と『はしれ、トト!조은영(チョ・ウンヨン)の絵本づくり展』の展示見てきましたよ。
※今回は、ブロガーとしてお邪魔しました。
ブロガー特別鑑賞週間でしたので、展示室内の撮影の許可を頂いています※
安らいだ気持ちになれるちひろのお庭
雨上がりに訪ねたちひろのお庭は緑の香りがしました。
夏とは感じが変わって、春らしいお庭になっています。
今回の展示は2016年3月1日(火)~2016年5月22日(日)
ちひろのムーブマン
子どもたちの動きまわる姿、まるで今にも動きだしそうな作品がたくさん展示されています。
○いわさきちひろ かけっこ 副読本「たろうとはなこ」(日本書籍)より 1970年
普段の何気ない動作も。
私の二人の子どもたちは成人しましたが、
ちひろさんの絵を見ると、子育ての時期を思い出して懐かしく、胸が熱くなってきます。
どの作品も愛おしくなります。
子どもがおすわり上手に出来た時の母としての喜び。
○いわさきちひろ おすわりしたあかちゃん 1971年
何でも一人で出来るようになった時の様子。
愛を感じる作品ばかりです。
ちひろさんは息子さんの成長も描いていたのですね。
はしれ、トト!조은영(チョ・ウンヨン)の絵本づくり展』
今回の特別展示は、韓国の若手画家、チョ・ウンヨンさんの絵本作りの行程です。
子どもながらに、馬を見に行く=競馬に連れて行かれるという出来事の中から
色々な人間模様を表している絵本だと思います。
競馬で勝った人、負けた人、大人の都合。
それが色々な技法を使って表現されている、楽しい展示です。
○チョ・ウンヨン 『はしれ、トト!』(文化出版局)より 2008年 個人蔵
馬たちも走り出した!
○チョ・ウンヨン 『はしれ、トト!』(文化出版局)より 2008年 個人蔵
作者も競馬に通いつめて、馬の動きを研究したそうです。
カフェで一息
絵本カフェでは、小さいお子さんも安心して食べられる軽食やスイーツを楽しむことが出来ます。
特別展示にまつわる期間限定のメニューも楽しみなんですよね。
今回は米粉のアジアンパウンドケーキでした。
具がたくさん入っているパウンドケーキ。
ほうじ茶との相性が抜群ね(飲み物は選べます)
すぐ帰るのはもったいない
ちひろ美術館にくると、1回だけじゃ物足りなくて、
最後にもう一度作品をみてしまいます。
1回目はじっくり
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ちひろのお庭の観察
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カフェで一息
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2回目は名残惜しくなってしまう
気に入った作品の見納め。
ほら、今度はちひろさんの描く線の変化も見ることが出来ましたよ。
ゆっくり過ごせる空間だから、いつまでも居たいんです。
また『ただいま~♪』って遊びに行こう。
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