幼い頃の記憶とはあいまいなものです。
生まれも育ちも山口の私が、錦帯橋に行ったことがあるか?というと、なかったんじゃないかなぁって90%くらいの確率で言えるけど、もし錦帯橋に興味がないくらい幼い時に両親が連れて行ってくれたかも?と思うと、『きゃ~錦帯橋って初めて!感激!』という声のトーンは落とし気味になっていたのでした。道中、両親も私を錦帯橋に連れて行ったかどうか覚えていないということが判明したので、まずは安心。
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錦帯橋かいわい―架け替えとともに

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さて初めて(たぶん)の錦帯橋、いきなりお目見えです。しかしこの景色は”間違い”です。車で錦帯橋に行くときには、反対側の道路から河原に下り、河原の駐車場(普通車は無料)に停めなければならないのですから。河原に駐車、斬新でしょ?水が増えたらどうするんだ?
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車から降りると、徳島の祖谷のかずら橋・山梨の猿橋と並び「日本三奇橋」のひとつと呼ばれている錦帯橋がすぐそこに。独特の形ですね。5つのアーチが美しくて印象的。この光景は岩国を語る上で欠かすことのできないものですから、10%ほどでも”錦帯橋に行ったことあるかも”と思い込んでいた私がいても不思議ではありません(決して物忘れがひどいわけではないよ)
さっそく両親から5つのアーチを画像におさめるようにミッションがありましたが、コレがなかなか難しいんですよね。
斜めにしてみたり、
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マツの木をかぶせてごまかしてみたり。
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ふと遠くを見ると、山頂に岩国城が見えるではありませんか。
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錦帯橋の架かっている錦川は、岩国城のお堀の役割をしていたそうです。そして、川幅が最大200メートルもある錦川に長い橋を架けることは、なかなか困難だったそうです。何度も川に流され改良されたのだとか。
山口ケンミンが錦帯橋に来て、初めての人に一言うんちくを語らなければならない部分があります。
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橋を下から見て、伝統の木組み工法であることを確認し、この技術は継承されていることを伝えます。2001年から3年かけて行われた”平成の架け替え工事”では、昔から伝わる古図を元に、尺貫法での設計や測量、釘も手打ちした和釘が使われたそうです。そんじょそこらの橋とは違うんですよ。エッヘン!
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橋をわたる入橋券は、岩国城まで行くロープウェイとセットになっているものにしました。
あの山のてっぺんまで行くのぉ~、いや行くしか。
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実際に橋を歩いてみると、さすが~木製の橋はしなやかです。橋の下からはかすかに気持ち良い風が。
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時系列はちょっと飛び過ぎですが、両親からのミッションを果たすことが出来ました。
岩国城の天守閣から見下ろす錦帯橋。ちゃんとアーチが5つ写っていますよ。
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トリップアドバイザー『錦帯橋』の口コミは?

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