清澄庭園で行われたセミナー


アサーティブとは何ぞや?
かなりのハテナを抱えながらも、昨日のセミナーに参加してきました。
ご案内の文によると、

「アサーティブ」(※)な話し方を身につければ
自分だけが我慢することなく
自分も相手も尊重して
気持ちの良いコミュニケーションが取れるようになります。

https://www.reservestock.jp/events/224168より抜粋】とのこと。
大人として知っておくべきものじゃないかなという思いで申し込みました。
しかも、今回のセミナーは無料。
おぐち恵子先生が国から助成金を頂き開催されたものだったからです。
講師は早川健治先生でした。
”アサーティブ”という言葉も知らなければ、先生のことも存知上げておらず大変失礼しました。
会場は、清澄庭園の大正記念館です。



庭園に入園する手前にある建物で、一面がガラス張り。
入園料を払わなくても、贅沢な景色に囲まれセミナーを受けることができました。

アサーティブな話し方とは?

上手にNO!と言えない。他人にふりまわされてしまう。
そんな場面に於いて、アサーティブな話し方が活用できるのではないか(と理解しました)

自分も相手も大切にし、我慢しないコミュニケーションの仕方なのだそうです。
ポイントは

【1】事実
【2】感情
【3】要望

困ったことが起きた場合、
【1】事実を描写的・客観的・具体的に相手に伝える。
この場合は、ジャッジは必要ない。
【2】感情 主語を”私”とした感情を伝える。
自分自身の感情に対して善し悪しを考える必要はない。
【3】要望 だから、私が相手に伝えたいことはこうであり、
こういうことを要望しますと伝える(具体的に1つに的を絞る)
この時必ずYES!と言ってもらうのが目的ではなく、
相手にももNO!という権利もあるわけで、
それからの会話のキャッチボールによって相互の理解が深まるので、
建設的な意見に向かっていく(と理解しました)

アサーションを演習する

セミナーの後半は、アサーションを演習する時間もあって、
同じテーブルの参加者さんと深く考える場面になり、良かったと思います。
早川先生がお話しされて印象深かったこと。
(仕事などで失敗した相手に)
『何で(Why)?』と聞かない。受け止める側は責められている気持ちになる。
『何(What)があったの?』と言い換えると、受け止める側の気持ちは違いますよね。
感情に任せて言いたいことを、いったん立ち止まって考え、
伝えたいことを適切に伝えることが必要なのだと教わりました。
私にも相手にもNO!を言える権利があることを忘れずに。
日本で初めてアサーションを伝えた平木典子先生の本
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図解 自分の気持ちをきちんと「伝える」技術―人間関係がラクになる自己カウンセリングのすすめ
トリップアドバイザー『清澄庭園』の口コミは?

清澄庭園HP

あっという間の2時間でした。
帰る頃には清澄庭園の様子もロマンチックに変わっていましたよ。

おぐち恵子先生について

ちょっとしてご縁がありまして、おぐち恵子先生のメルマガを購読しています。
実際にはセミナーに参加したことはなくて、失礼をしております。
今回はおぐち恵子先生自身がお話しされるセミナーではなかったのですが、
こちらもまた政府の助成金で作られたという小冊子を頂きました。

幸せへの10STEPが記されています。時々取り出して読んでみようと思います。
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