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ふと思い出して、ふらっと訪れたくなるちひろ美術館。ちょうど今の展示は、『kawaiiちひろ展』たくさんの可愛いちひろの作品に会うために行ってきました。
過去記事はこちら>>>
ちひろ美術館で非戦70年を考える
まるで動きだしそう~ちひろのムーブマン&はしれ、トト!
※今回は、ブロガーとしてお邪魔しました。
ブロガー特別鑑賞週間でしたので、展示室内の撮影の許可を頂いています※
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おや?なんだか様子が変です。

あべ弘士の動物王国展

『さぁさ、こっちへ』オオカミが私を呼ぶではありませんか。
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『二階にあがるのだ』
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二階へ上がると、キリンも『こちらに進む』と私を誘うのです。
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そこは『あべ弘士動物王国展』でした。ははぁ~ん、どおりで。
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動物園でのこと

1. あべ弘士『ライオンのよいいちにち』より
○あべ弘士 『ライオンのよいいちにち』(佼成出版社)より 2001年
皆さんは、北海道の旭山動物園の行動展示をご存知ですか?檻の中に入っている動物たちを見る動物園ではなく、それぞれの動物の特有な行動に合わせての環境を作り、その生活を見せる方法が行動展示です。私も旭山動物園に行ったことがありますが、どの動物もイキイキしていたのが印象的でした。あべ弘士さんは、まさに行動展示のパイオニアで、25年間旭山動物園の飼育員として働いていらしたそうです。もともとは画家になりたかったのだとか?動物園での貴重な体験をされてきたあべ弘士さんの描く動物はどれもイキイキしています。
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色んなタッチで描かれている動物たち。それぞれに添えられたコメントもユニーク。
動物園での体験が絵本になったものも沢山あります。
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えほんねぶた

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暗く仕切られた部屋では、あべ弘士さんの描いたねぶたが輝いていました。4枚のねぶた絵は迫力満点。魂のこもった筆づかい、特殊な方法で描かれているねぶた絵からもれる光の美しさを、近くて観て欲しいです。
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その作業の様子などは、『えほんねぶた』で詳しく知ることが出来ますよ。
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『あべ弘士の動物王国展』は、まだまだ終わりじゃありません。
次は一階へ。動物たちについて行けば大丈夫!
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アフリカ・北極へ

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1階では、あべ弘士さんが動物園を退職された後、動物を取材するために世界各地を回られた時のものが展示されています。
あまりにも有名な『あらしのよるにシリーズ』は、大人も子どもも楽しめるお話。展示室のベンチで、思わずクスッ♪となりながら絵本を読んで、原画を見ましたよ。
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そして、アフリカや北極を旅されたスケッチと併せて作品を鑑賞します。
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7. あべ弘士『新世界へ』より
○あべ弘士 『新世界へ』(偕成社)より 2012年
すっかり動物の世界に魅せられました。動物たちと一緒にぐるぐるまわった感じ。
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『はい、これで終わり。お疲れさま』『いやいや~こちらこそ案内ありがとう』
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ちょっとひと息

夏のちひろの庭は生命力あふれるものでした。
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ここでもセミが産まれたんだね。
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お気に入りの場所で、ケークサレを頂きました。あぁ~贅沢なひと時。
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kawaii・ちひろ展

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「ちいさきものはみなうつくし」「しぐさ」「ふしぎかわいい」「なつかしい情景」「かわいいものをこわさないで」という5つの視点から私たちにkawaii(可愛い)を教えてくれる展示です。
その中でも、ふしぎかわいいってどんなの?って思ったけど、絵本『もしもしおでんわ』のこのおひさま、不思議で可愛いですよね。
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そして、小さくて可愛いものは、引き出しの中から見つけることもできます。ワクワクしちゃいました。
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訪れるたびに、新しい発見をくれるちひろ美術館・東京です。今回の展示は、楽しくて~可愛い♪ぜひ行ってみてくださいね。
9.りんごと天使
○いわさきちひろ りんごと天使 1964年

ちひろ美術館・東京HP

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