近代的な汐留のビル街の近くにある浜離宮恩賜庭園に行った時のこと。
江戸時代には徳川家の別邸、
明治時代には皇室の離宮としての役割を果たしてきた浜離宮恩賜庭園。
都内では唯一の海水をひいた潮入池を中心に作られた庭園だそうです。
都会の中なのに、ついタイムスリップをしてしまったかのような雰囲気。
庭園の散策も素晴らしかったのですが、初めての”茶道体験”も忘れられない出来事でした。
トリップアドバイザー『浜離宮恩賜庭園』の口コミは?
<大手門口>の行き方
都営地下鉄大江戸線「築地市場」(E18)「汐留」(E19)・ゆりかもめ「汐留」下車 徒歩7分
JR・東京メトロ銀座線・都営地下鉄浅草線「新橋」(G08・A10)下車 徒歩12分
目印は大手門橋です。
Photo by htomari
浜離宮恩賜庭園の入園料
一般 300円
65歳以上 150円
(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)
江戸時代に作られた庭園での散策
大手門を入ると、そこはもう江戸時代の静けさ。
まずは、無料のガイド端末が借りられて便利。
ポイントごとの説明が聞けます。
有料のボランティアガイドにも興味津々です。次回はお願いしてみようかしらん?
はじめの見どころは300年の松。東京都内では最大のものです。
300年もの時を経て、ビル街とのコントラストはAmazing!
鴨場。鴨の猟をしていた場所です。
鴨が安心して休息できる土手を作り、エサやおとりのあひるを使っておびき寄せるという方法。
外からこっそり中を見て、タイミングを図り捕獲。
騙されてしまう鴨が可哀そうだなとも思いましたが、この方法を考えた人はすごいね。
庭園内は広いので、休みをとりながら散策しましたよ。ちょうど暑い日でした。
木陰に入り湖面からの風も気持ちいい。
お抹茶を頂くとなると緊張するけど
向こうに見えるのが、”中島の御茶屋”。ここで抹茶セットを注文しました。
茶道なんて初めてよ~アラフィフだと言うのに。
メニュー
●季節限定
上生菓子抹茶セット…¥720
蒸し菓子抹茶セット…¥510
季節のお花をモチーフに作られた和菓子は、美しくて食べるのがもったいないくらいです。
そこで、他のガイドさんが説明されていたことを聞きながらお茶を頂きました。
日本人としては、恥ずかしくない程度には知っておかなくっちゃですね。
床の間に飾られた生け花と同じお花をモチーフにした茶菓子。
これぞ、o・mo・te・na・shi !
懐紙に乗せられたお茶菓子を手に取って一口大に切って食べます。
(お皿にお茶菓子が乗せられている場合は、
自分の懐紙を出して紙の上にお茶菓子を移動させるのだそうです)←調べた
全て食べ終わった後に抹茶を飲みます。
私は知らなくてね~交互に食べていたから失敗だったよ。
茶椀の正面に描かれた模様を鑑賞し、
絵の描かれている側で飲むことはせずに、茶碗を半回転させます。
多分この辺りの作法が難しそうに思っていたけど、
絵が描かれている所を汚さないという考えを覚えておくと良いのかな?
(ここの御茶屋では無地の器なので、そういう心配はないですが、
これも嗜みとして覚えておこう)
抹茶を飲み終えたら、もう一度元に戻して茶碗の正面を鑑賞してお返しします。
なるほど!
まだまだ知らないことばかりです。
【楽天】
【Amazon】
DVDではじめる茶道入門(DVD付)
スポンサードリンク